2017年1月10日火曜日

発明第2号


発明第1号のラミネーターが製品化され事業部(当時は厚木にあった情報機器事業本部)に引き継がれたので、このプロジェクトは終了した。次に開発担当となったのはマビグラフとは全く違う印画方式のカラープリンターでCIP?とか言ってたような・・・

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発明第2号
出願日:昭和61年(1986)1月17日
登録日:平成 8年(1996)4月30日
発明名称 記録装置
これは特許になった発明であった特許番号第2513181号
 
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この日付に注目してほしい。出願してから10年後に登録されている。
(当時は出願して登録まで10年かかるのが普通であった)
既にこの時にはプロジェクトはもちろん開発研究所もなくなっていていた・・・
私もプリンターのエンジニアではなく、新規事業プランナーとなって
本社組織に移っていた・・・(この異動の話も面白いが時期をみて)
さて、どんな発明かというと 
残念ながら写真は秘密保持情報のため手元にはないが、
脳裏の中にはイメージが残っているので時間があるときにスケッチしてみたい。




「静電潜像 湿式現像方式カラープリンター」
わかりやすい言葉で言うと今主流のコピーマシンで使われている粉末のトナーが液体(湿式)のもの。

なぜ液体方式を研究開発していたかというとインクの粒度が細かく高精細な画像をプリントでき、他社特許回避できるためだと当時は思っていたが・・・

また、粉の場合粒度が細かすぎると粉塵爆発の危険性や粉のトナー方式はゼロックス社やキャノン社のパテントパワーが強力で製品化は極めて難しい状況であったからであろう。

ちなみにこの湿式グループは、かなり変わった名物エンジニア集団でひとりひとりの個性が強烈な人ばかりで、入社3年目の私にとっては貴重な日々であった!

新しい方式なので考えついたものはすべて特許になる可能性が高いためなんでもかんでも発明報告書として提出していた。私もこの方式に関する発明報告書は他に30件ぐらい提出していたが、ソニーとしては出願していなかったため特許庁に残ったのはこの方式では2件だけが登録されている。






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